人工知能学会全国大会論文集
第32回 (2018)
セッションID: 1P2-01
会議情報

軌跡の直接操作に基づく時系列データの視覚的分析支援インタフェースの設計と評価
*高見 玲高間 康史
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

近年, 様々な分野において時系列的特徴を持つデータが普及している. これらのデータからの知識形成のため, 視覚的分析インタフェースが研究されている. 本稿では, 可視化対象の操作結果に基づき, 背後に存在するモデルやパラメータを操作し, ユーザにフィードバックするアプローチに着目する. しかし, 時系列データに対してこれらのアプローチを適用する場合に, データ自身の変化とユーザ操作による変化の時間軸上での衝突や, 時間軸と空間軸の間におけるインタラクションの衝突, 異なる可視化手法間のトレードオフの存在が問題点として想定される. これらの問題点を解決するために, 本稿では. データの時間的変化を空間上に表現できる軌跡表現に着目する. そして, アニメーションで時系列を表現する散布図上で軌跡を直接操作することnにより, データの特徴把握や知識形成を支援するインタフェースを提案する. 提案インタフェースではアニメーションの再生/静止モードに基づく適用操作の分岐を採用する. プロトタイプインタフェースに対するユーザ実験の結果より, 上述の問題点の解消や, 提案インタフェースの視覚的分析における有効性を示す.

著者関連情報
© 2018 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top