人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第32回 (2018)
セッションID: 2J3-02
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生活習慣や体質のデータを用いたうつ傾向の予測
*山口 栞田中 宏季真木 勇人金谷 重彦鈴木 信孝中村 晢
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抄録

本研究は,生活習慣や体質のデータを用いたうつ傾向の予測を目的とする.うつ傾向の指標であるK6により判定されたうつ傾向の有無を,食生活,睡眠,性格などのデータを特徴量とした機械学習により予測した.生活習慣・体質などについて多様な側面から尋ねる290問からなる質問紙を作成し,クラウドソーシングを通じてK6と共に987人の実験協力者から回答を集めた.ランダムフォレスト及びロジスティック回帰を用いて,うつ傾向の有・無を識別するモデルを学習した.結果,ランダムフォレストで正解率0.97,ロジスティック回帰で正解率0.95となった.予測に対して貢献が高かった質問のカテゴリーは,中医学,病歴,食生活だった.

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© 2018 一般社団法人 人工知能学会
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