人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第32回 (2018)
セッションID: 3Pin1-32
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水中ロボットの形状決定を例とした物理実験からのフィードバックによる進化的計算の研究
*中村 亮太井上 聡
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抄録

物理的な実体が稼働するシステムをコンピュータ上で再現する場合、関係する物理法則を推定し、必要なデータを計測する必要があるが、それには多くの難点を伴う。そこで、対象に関する多くの事前知識を必要とせず、あるいは多くの物理量の計測を省いたとしても、ある程度複雑な目的を達成できる手段が必要だと考えた。本研究では、水中で尾を振り進むロボットについて、遊泳速度が向上するような最適化を行うというテーマを設定し、コンピュータシミュレーションに依らない設計手法を模索した。

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© 2018 一般社団法人 人工知能学会
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