人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第32回 (2018)
セッションID: 4G2-01
会議情報

変分オートエンコーダと注意機構を用いた発話文のキャラクタ性変換
*谷川 晃大藤田 寛泰壹岐 太一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

対話システムと人間における対話体験の向上には,親しみがあり,愛着が湧くようなキャラクタ性を対話エージェントに付与することが重要であると考えられる.しかし,さまざまなキャラクタに対応した対話シナリオをすべて人手で作成するのはコストがかかる.我々は,コストを抑えたキャラクタ性変換の手法として,さまざまなキャラクタの発話をそれぞれ独立に用意することで,変換を可能とするVAEを用いる手法に注目している.本稿では,キャラクタ性変換の制御性を高めることを目的に,VAEと注意機構を組み合わせた発話文のキャラクタ性変換手法を提案する.

著者関連情報
© 2018 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top