人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第33回 (2019)
セッションID: 1E4-J-12-02
会議情報

HMDとトラッキングセンサーを用いたテニス練習支援システム
*西本 林太郎岡本 勝松原 行宏岩根 典之
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本稿では、ヘッドマウントディスプレイとトラッキングセンサーを用いたVR型テニス練習支援システムを提案する。 このシステムでは、ユーザは仮想環境内に構築された仮想テニスコートでラケットを振ることによってスイングを練習することができる。 ヘッドマウントディスプレイおよび実際のラケットに取り付けられたトラッキングセンサーを使用することによって、頭部の位置およびラケットの位置を測定することができる。 測定された情報から、仮想ラケットと仮想ボールとの間の相互作用が計算され、この計算結果は仮想環境におけるフィードバックとしてユーザに示される。 検証実験では、HMDを用いたシステムと2次元映像を用いたシステムを比較を行った.実験結果より仮想ボールの軌跡を示すために、ヘッドマウントディスプレイを使用することが2次元映像のディスプレイよりも効果的であることが確認された。

著者関連情報
© 2019 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top