主催: 一般社団法人 人工知能学会
会議名: 2019年度人工知能学会全国大会(第33回)
回次: 33
開催地: 新潟県新潟市 朱鷺メッセ
開催日: 2019/06/04 - 2019/06/07
日常会話文等の文法的に整っていない短文のより詳細な意味処理を行うためには常識的知識のデータ化が必要である.機械可読辞書に常識的知識を統合するため,伝統的なオントロジーでの単語間の関係に基づく手動の分散表現辞書構築手法を提案した.またプロトタイプの分散表現辞書として約30000語,37属性の試作辞書を作成した.人手で記述された分散表現は人と機械双方から可読であり,変更と応用が容易であると考えられる.今後の課題として複数分析者での検証による客観性の評価を予定している.