人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第34回 (2020)
セッションID: 3Rin4-36
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乗合と相乗りはどう違うか
モビリティシェアリング方式の整理と将来展開
*中島 秀之平田 圭二田柳 恵美子鈴木 恵二金森 亮野田 五十樹岩村 龍一松舘 渉
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抄録

現在マスコミ等でMaaSが話題になることが多い.だが,注意深くみていると用語と中身のサービスの不一致が目に付く.研究者としては社会的混乱を防ぐ責務を感じるとともに,法制度の改定や社会実験の混乱を避けるためにも技術的観点からこれらの用語を整理する必要を感じている.また用語を整理することにより将来の新しいサービス展開の芽も見えてくる.同時にそれらを実現するための,今後の研究要素も浮き彫りにできると考える. 我々は2013年以来,公共交通の即時配車・乗合運行サービス(SAVS)の開発と実証を重ねてきた経験を持っており,それに従って用語の整理を行うとともに,SAVS方式が最適の公共交通方式であることを示す.

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© 2020 一般社団法人 人工知能学会
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