人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第34回 (2020)
セッションID: 3Rin4-46
会議情報

Q-Mapping: 行動価値関数を利用したユーザ操作に対する解釈の適応的獲得
*里形 理興妹尾 卓磨福地 庸介今井 倫太
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

従来のユーザインタフェースの操作方法は,単一のデザインでユーザ評価を平均的に向上させることを志向して設計されてきた.しかし,操作に対する解釈を固定せず,システムがユーザ操作に適応し,個々人に合った応答をできるようになれば,より多くのユーザに使いやすいシステムが実現できる可能性がある.本研究では,ユーザ操作に適応的に解釈を獲得するためのアルゴリズムとして,行動価値関数の出力するQ値を利用する手法Q-Mappingを提案する.また,Q-Mappingを組み込んだシステムを実際にユーザに操作させるケーススタディを行い,ユーザの反応を検証することで,ユーザ操作に適応するシステムの要件を検討した.

著者関連情報
© 2020 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top