人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第34回 (2020)
セッションID: 4L3-OS-15-05
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音声想起脳波データラべリング効率化のための半自動音節アライメント
*田口 亮付 明川新田 恒雄
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キーワード: 脳波, 音節ラベリング, HMM
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抄録

脳波(Electroencephalogram :EEG)は,非侵襲で比較的安価に計測可能な脳信号であり,医療での臨床検査やリハビリテーションなどで利用されている.さらに近年では,想起した言語情報を脳波からデコードする研究が始まっている.脳波から言語情報をデコードするには,想起した音節系列と脳波の特徴系列間の対応をコンピュータに学習させる必要がある.これまで我々は,脳波データに対し音節ラべルを効率的に付与するツールの開発を進めてきた.本報告では,ラベリングの試行錯誤をより効率化するための半自動音節アライメントを用いたラベリング支援機能の提案と評価について述べる.

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© 2020 一般社団法人 人工知能学会
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