2020年12月頃から事例が報告され始め、世界中に感染が拡大したCOVID-19によって社会が大きく変わるとともに、未曾有の事態に対して多くの素早い対応が求められた。災害とも捉えられるこの事象に対して人々がどのような感情を持ったか知ることは、今後のCOVID-19に限らず多くの起こりうる出来事に対して有効であると考えられる。そこで、COVID-19やワクチンに関して、この2年で日本社会ではどのような感情の変化があったのかを知るため、Twitterのツイートを用いて時系列分析を行った。その結果、感染者数や社会的に反響の大きかった出来事に応じて感情が変化していることがわかった。
