人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第36回 (2022)
セッションID: 3Yin2-34
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猫かぶり対話システムの検討
*酒造 正樹皆川 哲範前田 英作
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キーワード: 対話, 知識, ロボット
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抄録

来たるべきロボット共生社会において,道具的なロボットの捉え方から,パートナーとしてのあり方を検討するフェーズに入った.「弱い」ロボットの研究において重要であるとされたユーザの志向的な構えが,ロボットの対話戦略の大きなヒントとなる.そこで本稿ではユーザの知識レベルに応じて相対的に弱く振る舞う(猫かぶり対話)対話システムを提案した.ある文脈の発話に含まれる用語に知識の難易度を設定し,ユーザとの相対的知識レベル差を生む対話が,人間にどのように受け止められるのかを報告した.

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© 2022 人工知能学会
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