人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第38回 (2024)
セッションID: 1M3-GS-10-01
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AIを用いたバイブレータ検知によるコンクリート締固め管理手法の開発
*王 涛落合 洋敬酒井 貴洋菊池 亮荒田 実樹宮脇 優
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抄録

バイブレータを用いた人力によるコンクリート締固めは技能労働者の経験と技量に左右され、定量的な管理までに至らない現状である。リアルタイムに定量的な締固め管理は喫緊の課題となっている。このため、締固め位置と時間を管理するため、対象であるバイブレータを認識・検出する必要である。本検討は画像から締固め位置・時間を管理できるように必須の要素技術として開発を行う目的である。検討の結果では、バイブレータの振動部とバイブレータのコードに貼付けた色テープなどの画像を識別することで対象物を特定できた。画像の3次元復元技術により、特徴点(振動部と色テープ)の空間上の位置座標を算定した。また、リアルタイムな特徴を認識・検出するため、膨大な情報量処理の高速化を図った。

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