人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第38回 (2024)
セッションID: 2K6-OS-20b-03
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AIの法人化に関する考察
*中川 裕志
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抄録

自然人である個人の代理をするAI agent は,自律性が高まるにつれ,その行為が主体である個人の意図通りのものになるとは限らない.その場合,AI agentの行った行為の法律的位置づけが問題になるので,この点に関する諸説を検討する.また,自律性が高いAI agentであれば,直接に人格を与えることはできないにしても,法的に独立した位置づけ,すなわち法人格を与えることも考えられる.AI agentが法人格を持てば,その行為に法的位置づけは明確化できるという利点がある.しかし,法人格を持てるかどうかという法的問題がある.この点についても提案されている方法を紹介し,その妥当性について検討する.

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