日本応用数理学会年会予稿集
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セッションID: K02
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K02 特別講演02
Mathematics of Measurement 測定理論の数理
石川 史郎
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抄録
「測定なくして科学なし」とは昔から言われている言葉であり、「測定」の重要さは誰もが認めるところである。ところが、「測定理論」と称されるべき科学理論が一般に認知されているかというと疑問であると思う。このような状況を踏まえて、この講演では、「 測定理論 」のあるべき姿としての一つの提案をしたい。まず、システム理論は次の式からスタートするのが標準である。
dx(t)/dt=f(x(t),u1(t),t), x(0)=x0 (状態方程式)
y(t)=g(x(t),u2(t),t) (測定方程式)
また、量子力学は次の形で書ける。「量子力学」=「Schrödingerボルンの測定理論」すなわち、システム理論と量子力学は同じ形-「時間発展のルール」と「測定」-で定式化されている。ここで我々は上の二つの「測定」を統合し、一つの抽象的な「測定理論」を提案する。この理論はシステム理論、量子力学においては基本的であることはその構成方法から当然であるが、統計学、情報理論等も統一する基礎理論であると考える。
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© 2002 日本応用数理学会
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