日本応用数理学会年会予稿集
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セッションID: O03
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O03 有限要素法の数理
有限要素法における自由度の均等配分に関する技法
*今村 純也棚橋 隆彦
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抄録
FEMはエネルギー原理に基づく手法として発達したが、それだけでは対応できない問題があることが判っていた。有限個の未知数自由度で系を表現するFEMでは、要求される条件をどのように満足させるかが課題である。要求条件は3大保存則の満足である。したがって、自由度を3つのいずれに重配分して系を記述するかが基本的課題である。
これには、2)均等配分の考え方 2)条件の1つは厳密に、他の2条件には残り自由度を均等に 3)2ないし1条件のみに配分し、残り条件は要素細分化することで結果として近似的に満足させる という3つの考え方がある。初期FEMは3)であった。必要な自由度数は3)1)2)の順に多くなるが、2条件のみに専念してスキーム開発できるでは2)3)は1)より取り扱いが容易と言える。その影響は要素形状および基底関数の選択にまで遡る。本稿では、具体例を上記の視からAPPENDIX的に整理して報告する。
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© 2002 日本応用数理学会
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