四国大学生物学教室
1995 年 54 巻 p. 38-43
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徳島市の魚市場で得たMetapenaeopsis sinica LIU et ZHONG,1988の形態について検討した.本種は日本ではこれまでに高知県からの報告がある(CROSNIER,1994).LIU&ZHONGの記載とは雌の第3顎脚,雌雄の第3歩脚の長さ,およびペタズマの先端部の突起数にわずかな違いがあった.CROSNIERの記載とはペタズマの形態ではインドネシア産の標本とよく似ているが,Maldivesの標本とはわずかに違いがみられた.発音器の隆起数は高知県産のものと一致した.
動物分類学会会務報告
動物分類学会会報
タクサ:日本動物分類学会誌
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