2014 年 26 巻 1 号 p. 1-2
分子の局在をイメージングする技法の発達が今日の生命科学を発展させてきたが,現在では広範囲な,定量的な,高解像度の,あるいは3Dの新たな画像情報が求められている.本シンポジウムは,そのような研究として,電子顕微鏡画像の広域取得法と自動画像解析,同位体顕微鏡と二次イオン質量分析による植物組織の元素分析,2光子顕微鏡による光イメージングを駆使した生体レベルでの高解像度な機能解析を紹介し,植物学研究への今後の展開について議論を深めることを趣旨に,以下のプログラムで開催した.