理学療法推論
Online ISSN : 2760-3636
理学療法の科学的展開方法
ジャーナル オープンアクセス

2026 年 1 巻 p. 25-37

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抄録
本稿は、理学療法学の科学性が、現場のセラピストの「臨床推論」と「症例報告」を中心としたリサーチプログラムの推進によって向上する可能性について論述するものである。加えて、理学療法学にとっての「科学」には、社会構成主義的な臨床展開と、患者を「複雑系」として理解する臨床態度が求められることを、科学哲学的視点から明らかにする。理学療法学の科学性とは、「真/偽」「正/誤」ではなく、症例報告を介した臨床推論の共有によって「前進/停滞」しているかどうかを判断基準とするものである。
© 2026 日本理学療法推論学会
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