霊長類研究 Supplement
第29回日本霊長類学会・日本哺乳類学会2013年度合同大会
セッションID: MS-4
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ミニシンポジウム
地域シンポジウム~中四国の今とこれから~
*早川 大輔
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抄録
 中四国外から今大会に参加された方のなかで,会場の岡山県をはじめとした中四国各地においてこれまでフィールドあるいは標本を活用した研究をされた方はどのくらいおられるのだろうか?各研究対象動物の中四国における現状についても明らかにされていないと考えておられる方も多いかもしれない.
 そのため,このミニシンポジウムでは中四国の哺乳類学,霊長類学の現状の一部を報告することに加えて,中四国各所の標本の収蔵状況なども併せて紹介し,今後の各所との共同研究を進める布石とすることで,このミニシンポジウムを単なる現状のまとめではなく中四国の哺乳類学,霊長類学の進展への端緒としたい.

司会進行:奥村栄朗(森林総合研究所四国支所)

趣旨説明:早川大輔(わんぱーくこうちアニマルランド)

トピック:四国における親子グマの撮影記録
山田孝樹(四国自然史科学研究センター)

四国の報告:四国地方の哺乳類研究の概況および標本の蓄積状況とその活用について
谷地森秀二(四国自然史科学研究センター)

中国の報告:中国地方の哺乳類研究の概況と博物館・研究機関の標本について
田中浩(山口県立山口博物館)

総合討論,コメントと今後へ向けての展望・課題
金子之史(香川大学名誉教授)
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© 2013 日本霊長類学会
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