海岸工学論文集
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有明海における潮汐振幅減少要因の解明と諌早堤防締め切りの影響
灘岡 和夫花田 岳
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2002 年 49 巻 p. 401-405

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抄録
1997年の諌早湾締切りは, 有明海全体の潮汐運動を減少させ, 浮泥の減少など水質を変化させてノリの不作を引き起こした可能性があるものとして重要視されている. その原因として, 諌早湾締切りだけでなく外海潮汐振幅の減少や平均水位上昇の影響が指摘されてきているが, 定量的な検討は十分に行われていない. 本研究では, 各要因に関して定量的に評価するため, 既存データ解析と数値シミュレーションを行った. 既存データ解析は一般的に公開されている潮汐データを用い, 30年間にわたる調和解析を行った. また, 数値シミュレーションでは外洋側の潮汐も含めた広域的な計算を行い, 各要因の寄与度を定量的に表すことを試みた.
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© 社団法人 土木学会
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