海岸工学論文集
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2004年インド洋津波の発生メカニズムの数値解析的検討
松本 浩幸三ケ 田均鈴木 正憲
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2006 年 53 巻 p. 236-240

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抄録
地震波ならびに津波から独立に推定された断層モデルを用いて, 2004年インド洋津波の発生および伝播過程の詳細な再現計算を行い, M9クラスの海溝型地震により発生する津波像を明らかにした. それぞれの断層モデルから計算される津波は, すべり量の違いにより波高に差異が見られた. さらに断層運動の動的効果ならびに破壊伝播の影響を調べるために津波計算の初期条件を変化させた. その結果, インド洋を伝播する津波への断層の動的効果の寄与は小さいが, 断層面の破壊領域が大きいため断層の破壊過程が津波の到達時刻に影響することが明らかとなった.
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