海岸工学論文集
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衛星画像から判明したIndonesia国Banda Aceh市街地の2004年インド洋津波による流失家屋の分布
行谷 佑一都司 嘉宣
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2006 年 53 巻 p. 286-290

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抄録
2004年インド洋地震津波によりIndonesia国Banda Aceh市内では津波により多くの家屋が流失した. この地域では津波来襲の前と後で衛星画像が撮影されており, それらは家屋の一軒一軒を区別できるほどの解像度を有している. そこで, 本研究ではこれらの画像を用いて, 家屋が流失したか否かを一軒一軒について調査し, ピンポイント的な流失家屋分布図を得た. この結果, 海岸に近い地域はほとんどの家屋が流失したが, 2.5km~3km内陸のところで流失を免れた家屋が急激に増加することがわかった. また津波浸水深の現地調査結果を用いると, 3m程度の浸水深を境に流失率が平均値で15%から85%へ激的に変化することがわかった.
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© 社団法人 土木学会
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