海岸工学論文集
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氷盤下に拡がった油の流れによる変形及び移動に関する数値計算
松崎 義孝小笠原 敏記堺 茂樹
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2006 年 53 巻 p. 396-400

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抄録
サハリン島沖合での石油・天然ガスの生産が本格化しているが, サハリン島付近では南下する東カラフト海流が卓越しているため, 流出事故が発生した際には北海道オホーツク海沿岸にも多大な環境被害を及ぼす可能性がある. また, 冬期間この海域は氷に覆われ, 氷盤下に拡がった流出油が海流によって南下する可能性もあるが, 氷盤下での流出油の位置及び拡がりの範囲を目視で確認することは難しく, 数値計算による予測が有力な手段といえる. そこで, 本研究では流れによる氷盤下の油層の変形及び移動に関する数値計算手法を構築し, 実験結果との比較によりその有用性を検証すると共に, 油層の移動に及ぼす流速, 流出油量, 油の物性の影響を検討した.
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© 社団法人 土木学会
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