抄録
3種類の気象データ (NARR, GFS, FNL), 3種類の風から波へのエネルギー伝達モデル (Komenら, Janssen, Lalbeharryら) および計算対象周波数領域を2種類としてハリケーン・カトリーナによる高波追算を行い, 観測結果と比較して, 1) 空間・時間分解能がよいNARRを用いても推算結果は観測結果をうまく再現できない, 2) GFSとFNLは同程度の結果が得られる, 3) エネルギー伝達モデルはKomenらが全般的に良く, Janssenでは観測結果に比べて小さくなる, 4) 最も大きな有義波高が観測された地点で再現性が良かったのは, Lalbeharryらのモデルを用いた場合であることを示した.