海岸工学論文集
Online ISSN : 1884-8222
Print ISSN : 0916-7897
ISSN-L : 0916-7897
混合粒径砂を用いた大型水路実験による縦断形変化の再現と予測
福濱 方哉山本 幸次宇多 高明芹沢 真澄石川 仁憲
著者情報
ジャーナル フリー

2006 年 53 巻 p. 446-450

詳細
抄録
混合粒径砂からなる海浜の縦断形変化に関する大型水路実験結果に対し, 粒径分級を考慮した等深線変化モデルを適用し縦断形変化の再現を行った. この結果混合粒径砂が細粒砂と粗粒砂に分級し, 粗粒砂が岸向きに移動してバームを形成する一方, 細粒砂は沖向きに移動し, 波による地形変化の限界水深hc以深に落ち込むという特性がモデルによりよく再現された. バームの形成は急速に進むが, 沖での細粒砂による地形変化はなかなか安定に至らないという特性も再現された. 含有率を変化させた計算によれば, 粗粒砂量を増やすとバームの形成により前浜が増大して汀線の前進に寄与し, 逆に細粒砂量を増やすとhc以深への流出が増えるという結果が得られた.
著者関連情報
© 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top