海岸工学論文集
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海浜の平衡断面の相違による浮遊砂濃度と流れ場の関係に関する研究
鷲見 浩一兼藤 剛植松 達也
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2006 年 53 巻 p. 456-460

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抄録
本研究では, 移動床実験を実施して入射波の砕波に伴う浮遊砂濃度の時空間分布を, 中間型と侵食型の2つの平衡断面において検討した. さらに, 波内部の速度場と浮遊砂濃度の分布形態を関連づけて考究した. その結果, 砕波時の浮遊砂濃度分布は, 中間型ではバーとトラフから約半波長沖側のくぼみ, 侵食型ではバーとバーから約半波長沖側のくぼみにおいて, 高濃度の砂が浮遊することを確認した. この浮遊砂の高濃度域の移流・拡散には, 波内部の流れが支配的であることが判明した.また, オイラー的方法による浮遊砂濃度の変動は, 水面変動と同調するように変化した. そして, 浮遊砂濃度のピークは水位のピークより, ある一定の位相差の遅れをもって出現することが明かとなった.
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