抄録
この研究はビデオ観測によるARGUS法を用いて鳥取海岸における海底地形の短期変化について検討を行ったものである. 特に海岸線の観測においては, 鳥取砂丘海岸がカスプ海岸であること, カスプ地形は沿岸方向には移動せず, hornの岸沖方向への周年的な消長があり, その移動距離は約40~50mに達することなどを見出した, また, ARGUS画像上に現れている澪筋が離岸流によるものと考えて離岸流間隔について検討を行った結果, 離岸流により形成される澪筋の位置はほとんどの場合カスプのbayの位置と一致していること, その間隔は佐々木らのモデルでほぼ説明できることなどがわかった.