海岸工学論文集
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筑後川感潮河道における1950年代以降の底質変化と河床変動の関係
横山 勝英
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2006 年 53 巻 p. 586-590

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抄録
筑後川感潮河道の底質が過去から現在にかけて泥化した過程を各種文献から調査した. 河床変動履歴を調べたところ, 1953年から1983年にかけて平均で1mの低下がみられ, その要因は1960~70年代に実施された河川工事と砂利採取であると考えられた. 河床材料は1960年代前半まで砂であったが, 河床低下に対応するように泥化が進み, 1978年までに現在の環境に変貌した. したがって, 河床低下により流水断面積の増大と塩水遡上距離の延伸が生じ, 高濁度水塊によるSS輸送と堆積が活発化して, 筑後大堰が建設された1980~1985年よりも前に泥化が進行したと推察された.
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