抄録
金融機関における,Cash Dispenser (CD)の導入が昭和40年代半ばから開始され,その後,Automated Teller Machine(以下ATM)の登場により出金に加え入金や記帳,さらには新しい取引サービスが利用できる様になった。またATM設置場所の多様な展開により広範な地域へのATMネットワークの展開が可能となった。
しかし,手数料やセキュリティ,さらには待ち時間といった利用者が抱く不満や不安は十分解消できていないのが現状である。そこで利用者の不満や不安を解消するための改善案を提案していく。