産業応用工学会全国大会講演論文集
Online ISSN : 2424-211X
2013
会議情報

ソレノイドを用いたタッチパネル型触覚呈示装置の改良
*中山 剛*陳 慎静*山脇 彰*穆 盛林
著者情報
会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 16-17

詳細
抄録
現在タブレット,スマートフォン,携帯ゲーム機,銀行のATM,切符販売機などのタッチパネルを搭載した機器が普及している。しかし,これらの機器の操作や情報伝達は主に視覚に頼っており,眼の疲労などの問題を生むほか,視覚障害者や高齢者などはタッチパネルが使用しづらいなどの問題がある。そこで視覚以外で人間と機械の間の新たな入力デバイスまたは新たな情報提示装置として触覚が近年注目されている。本研究では、ソレノイドを用いたタッチパネル型触覚呈示装置を提案する。その結果従来のキーパッドより使いやすいというアンケート結果が出た。硬さの違いの表現が滑らかでなかったり、PWM制御周波数が高いと実験装置から不快音がでたりとまだまだ改良する点があるが、触覚を呈示可能な触覚呈示装置を実現できたと考えられる。
著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© 2013 一般社団法人 産業応用工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top