産業応用工学会全国大会講演論文集
Online ISSN : 2424-211X
2014
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二次元位置検出素子を用いた周波数変調光マーカによる三次元位置検出法
*大西 康介*田中 大輔*三﨑 友樹*楊 世淵
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 64-65

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抄録
二次元PSD(Position Sensitive Device)と呼ばれる位置検出素子を用いたモーションキャプチャは,複数のカメラを利用する光学式モーションキャプチャの一つである。PSDの特徴は,通常のカメラよりも応答速度が速く,高速検出が可能なことである。しかし,従来のシステムでは,ターゲットの各光源とPSDを同期する処理が必要であったため,光源の数が増えると,同期処理に時間がかかり,高速検出の特徴を活かすことができていなかった。また,各光源に接続する同期のためのケーブルにより,ターゲットの動きを制限してしまう問題が生じていた。 本研究の特徴の一つは,各光源とPSDを非同期で光源の位置検出を可能にしたことである。次に,一つの二次元PSDを用いて,光源の三次元座標検出を可能にしたことである。
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© 2014 一般社団法人 産業応用工学会
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