産業応用工学会全国大会講演論文集
Online ISSN : 2424-211X
2018
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異常電流と漏電を検知する家庭用テーブルタップの開発
*祝園 涼太*芹川 聖一
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 57-58

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抄録
近年、増加罪件数は減少傾向にあるが、電気による火災件数は一定数存在するため電気家電気火災の占める割合は年々増加傾向にある。その出火原因として最も大きな割合を占めるのが電気機器の維持管理不適切であり42.5%にものぼる(1)。その原因としては、電気機器や配線器具の絶縁劣化による配線のショートやトラッキング現象による発熱があげられる。したがって、これらの要因となる過電流や漏れ電流をいち早く検出し火災を未然に防ぐことが求められている。このため、各家庭には配電用遮断器が設置されている。この遮断器は、電流がある一定量を超えると自動的に接続が遮断される仕組みとなっている。また、漏電が発生した場合も電力の供給を遮断することができる。しかしながら、扇風機などの家電製品の劣化故障により、必ずしも遮断器が落ちるような大電流でなくても定常的に異常電流が流れて続けて発熱し火災に及ぶ場合も多々ある(2)。また、遮断器で漏電の発生を検知することは可能であるが、漏電の発生場所を特定できない。このような問題点を改善するため、本研究では異常電流および漏電を検知し、自動的に遮断することができるテーブルタップを提案する。これにより、異常電流と漏電の検知および場所の特定が容易になる。
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© 2018 一般社団法人 産業応用工学会
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