地震工学研究発表会講演論文集
Online ISSN : 1884-8435
ISSN-L : 1884-8435
ディスロケーションから工学的基盤地震動の評価へ
地質・地形構造を考慮して
竹宮 宏和宮河 元
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1999 年 25 巻 p. 73-76

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抄録
本研究は, 断層地震動の発生から工学基盤面地震動の評価を地質・地形構造を考慮して試みたものである. 兵庫県南部地震 (1995年) 以来, 断層近傍の地震動の予測は都市の地震危険度評価の観点からより重要性を増してきている. ここでは, 同地震を対象として, 最初に多層地盤内の断層モデルによる強震動シミュレーションを行った. つぎに神戸の急峻な傾斜基盤上の深層堆積層の効果を評価するためFEM-BEMのハイブリッド法による地震波の伝播解析を行なった.
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© 社団法人 土木学会
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