抄録
コンテナ専用埠頭桟橋は、その重量や固有振動数が上載するコンテナクレーンの重量に近いため大規模地震時には互いに大きく影響し合うと考えられる。しかし、岸壁の設計法では上載される港湾荷役機械との動的な相互作用を考慮した設計体系とはなっていないのが現状である。また、港湾荷役機械の設計体系についても同様である。そこで、本研究では桟橋式岸壁とコンテナクレーンの地震時挙動を把握するため、縮尺1/15の模型を使用した加振実験および3次元FEM非線形過渡応答解析を用い、桟橋上部工とクレーンを2質点として表現した簡易モデル計算と比較し、その検討手法の妥当性を検証する。