地震工学研究発表会講演論文集
Online ISSN : 1884-8435
ISSN-L : 1884-8435
過去の地震及び活断層情報に基づいた地震ハザードマップの試算
中尾 吉宏田村 敬一
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2001 年 26 巻 p. 117-120

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抄録
現行の耐震設計基準では、既往の地震ハザードマップを基礎として設定された地域別補正係数により地震動の地域性が考慮されている場合が多い。我が国では歴史資料を含めて過去千数百年程度の地震記録を地震ハザードマップの作成に用いること力河能であるが、活断層で発生する地震の発生間隔が数百年から数千年以上であることを考慮すれば十分に長い期間の記録が用いられているとは言えない。また、既往の地震ハザードマップの作成ではランダムな位置、時間に発生する地震が一般に想定されているが、活断層やプレート境界では固有の発生位置、発生履歴、規模を持った地震の発生が指摘されている。上記から、本論文では活断層やプレート境界で発生する地震には固有の発生位置、発生履歴及び規模を、それ以外の地震にはランダムな発生位置及び発生時間を想定した地震ハザードマップの試算例を示す。
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