抄録
2001年1月26日, インド西部グジャラート州でマグニチュード7.6の地震が発生し, 同州を中心とする地域に甚大な被害をもたらした.近年, 地震被害を把握するために様々な手段が用いられており, 人工衛星を利用した被災地の上空から得られた画像から被害状況を把握するリモートセンシング技術もその1つである.本研究ではインド西部地震前後のランドサット7号TMパンクロマティックバンドの画像を用い, 地震直後に撮影した航空写真を参照して, 地震前後の衛星画像からトレーニングデータを作成し, それに基づき教師付きの判別をする方法と, 直接地震前後の画像を用いて輝度値の差分量から被害地域推定する方法を比較・検討した.