地震工学論文集
Online ISSN : 1884-846X
ISSN-L : 1880-4624
2003年十勝沖地震におけるアスペリティ分布の推定
久世 益充杉戸 真太能島 暢呂
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2005 年 28 巻 p. 104

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抄録
2003年十勝沖地震を対象に, Kuse et al. (2004) が開発した加速度パワーの時刻歴によるインバージョン法を用いてアスペリティ分布推定を行った. 解析では, KiK-net強震記録 (地中) と対象地点のボーリング柱状図より作成した地盤モデルから, 地盤震動解析法FDELを用いて工学的基盤 (Vs = 400~ 600m/sec) 相当に変換して用いた. 得られたアスペリティ分布を他の解析結果と比較すると, 震源付近に大きなアスペリティが見られるなど, 他の解析結果と類似した結果が得られていることを確認できた. さらに, 推定したアスペリティ分布を用いた波形合成を行い, 得られた計測震度が観測値を再現している傾向を確認できた.
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