2025 年 45 巻 p. 752-763
目的:介護老人福祉施設の看護職の看護実践自己効力感尺度を作成し,信頼性および妥当性を検討する.
方法:文献検討を基に,福祉施設の看護職の看護実践自己効力感尺度原案(23項目)を作成した.全国の施設から多段サンプリング法にて1,500人の看護師を対象に質問紙調査を実施し,尺度の妥当性・信頼性を検証した.
結果:分析対象は191部であった.探索的因子分析,確認的因子分析の結果,一次因子を,医療的ケア,穏やかな生活の維持,多職種連携,状況変化への対応,二次因子を看護実践自己効力感とする4因子二次因子モデルのデータへの適合度指標は良好であった.構成概念妥当性を一般的自己効力感との関連,クリニカルラダーの2群での比較で確認した.内的一貫性を示すMcDonald ω係数は.976であった.
結論:4因子23項目からなる介護老人福祉施設の看護職の看護実践自己効力感尺度の妥当性,信頼性が確認された.