地震工学論文集
Online ISSN : 1884-846X
ISSN-L : 1880-4624
震源域における6次元地盤変位の定量的評価の試み
小田 僚子大町 達夫井上 修作
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2005 年 28 巻 p. 117

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抄録
2000年鳥取県西部地震の際, 震央近くの賀祥ダムでは最大加速度がダム上部で2000galを上回る強震記録を得たが, 重力式コンクリートダムの本体は無被害であった. この強震記録を積分して変位を算出した結果, ダム上下での変位時刻歴は水平面上での軌跡が互いに系統的なずれを示すとともに, 地震後の残留変位量がプラムラインによる計測値と有意な差を示した. そこで現地調査結果をもとに, 強震記録の修正を行うとともに, 数値シミュレーションにより算定した震源域での地震時地盤変位の時刻歴と強震記録から算定されたダム上下での地震時変位時刻歴をもとに, ダム下部の強震計設置地点での6成分変位を定量的に評価した.
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© 社団法人 土木学会
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