抄録
レベル2地震動のように極めて強い地震動下における, 締固め砂杭および砕石ドレーン工法の有効性に関して検討を行った. レベル2地震動下において, これらの工法の現行の方法で設計を行った場合, 改良体径やその打設間隔が極端に狭くなる事がある. 締固め砂杭工法については横方向の有効応力増加効果や複合地盤効果を模型実験により検討した. その結果, 締固め砂杭打設による液状化強度は未対策時のそれと比較して約1~3割程度大きくなることがわかった. 一方, 砕石ドレーン工法については強震動下での排水効果を地震応答解析により検討した. その結果, ドレーンは地盤全域にわたって完全に水圧上昇を抑制することはできないが, 構造物の沈下を低減する結果が得られた.