抄録
本研究は水質改善のための汚濁負荷削減策について, 長期的な視野から便益と費用を計量し, 地域間, 主体間の利害関係について評価を行うことによって, 水質改善の目標水質を達成するという条件の下で, 効率的な汚濁負荷削減策のスケジュールを求めることを試みる. 具体的には, 社会経済活動を捉えた動学的応用一般均衡 (Dynamic Cbmputabl General Equilibrium: 略してDCGE) モデルを制約条件に持ち, 社会的純便益を最大とするような数理最適化問題を定式化, この問題が複雑な組合せ問題であることを考慮して, 遺伝的アルゴリズム (Genetic Algodthm: 略してGA) を用いて近似的に解き, 効率的なスケジュールを求めるものである.