東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学科
2006 年 34 巻 p. 37-46
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
沖縄本島の泡瀬干潟には, 人工島建設の開発計画があり, 地域振興と生態系保全の両立が焦眉となっている. 地域史のシンボル「塩田」に着目し, 郷土史, ヒアリング, 写真記録をもとに地域住民の自然観と地域開発の要望の根源を解析した. 住民は, 入浜式塩田での製塩経験から, 塩の品質管理のため水質や塩田基盤の底質環境に対する関心が歴史的に高かった. 地域開発では, その地の自然特性と住民の自然認識の関係性や歴史性により注目すべきである.
環境システム研究
環境問題シンポジュウム講演論文集
環境問題シンポジュウム講演集
土木学会論文集G(環境)
土木学会論文集G
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら