精密工学会学術講演会講演論文集
2002年度精密工学会秋季大会
セッションID: B74
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塑性加工と射出成形の高精度化(1)
外転型分割コアモータの締結方法及び磁気特性
*榎本 裕治虻川 俊美藤井 敬落合 誠
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抄録
 永久磁石同期モータの一部の分野では、ステータの電気装荷の飛躍的な向上によるモータ効率向上と小形化を実現する手段として、分割コアを一体化してステータコアを成形し、これに高占積率巻線を組込むステータの新製造方法が採用されつつある。現在、この工法の対象となっているモータは内転型磁石モータに限られており、自動車、情報機器用途に多く使用されている外転型磁石モータには適用が困難であった。このため、外転型モータの極端な小形化、高効率化は実現されていない。そこで、本研究では外転型モータの小形、高効率化を目的として外転型モータの分割コアを塑性加工を用いて再締結する技術の開発を行った。
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© 2002 公益社団法人 精密工学会
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