抄録
3次元のCGアニメーションにおいて、剛体の運動をはじめ人工物の物理シミュレーションにより得られる映像は大変リアルなものであるが、人間や動物などを対象としたキーフレームによるキャラクタアニメーションの製作は、現在もなお膨大な作業を必要とする。これは生物の形状と動作が非常に複雑で不規則なためであり、細部の動作を再現するためにモーションキャプチャなどの機材を用いる手法もあるが、設備や運用に多くのコストを要する。本研究では、特殊な機材などを使用せず、ソフトウェア上でより自然なキャラクタのモーションを生成する手法を提案し、その有効性を検証する。