精密工学会学術講演会講演論文集
2002年度精密工学会秋季大会
セッションID: B62
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研削の新技術(1)
傾斜増速ユニットを用いたボール状ホイールによる研削
*權 泰勲喜田 義宏中川 平三郎垣野 義昭廣垣 俊樹
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抄録
現在の金型業界をはじめとする産業界では美観あるいは親しみやすさといった観点から製品の形状に曲面形状を多く取り入れている.このため,機械加工においても曲面加工のニーズが増大している.自由曲面の研削加工にはグラインティングセンター(以後GC)が用いられるが,自由曲面を研削加工するには様々な問題点を抱えている.ボール状ホイールによる研削作業においては回転中心部の研削速度が低下し研削不可能になる領域がある.本研究ではボール状ホイールによる研削状態の把握,及びホイール底部での周速度低下を避けるため傾斜増速ユニットの開発を行い,曲面研削加工の基礎的実験を行った.
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© 2002 公益社団法人 精密工学会
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