複雑形状加工のためのボールエンドミル加工シミュレーション

第7報，ねじれ角を考慮した幾何シミュレーション

抄録

金型など3次元複雑形状加工のさらなる高能率化・高精度化を図るためには，時々刻々と変化する被削物と工具の接触位置や相対角度が考慮できる加工シミュレーションが必要である．本研究でこれまでボールエンドミル加工における切れ刃と被削材との干渉量を幾何的に求める手法を開発し，直刃を対象に明らかにしてきた．本報告ではさらに切れ刃にねじれ角がある場合を対象に3次元曲面加工における幾何シミュレーションを行なった。