精密工学会学術講演会講演論文集
2003年度精密工学会春季大会
セッションID: A66
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創発とシンセシス(5)
集団活性のための関係性フレームワークに関する研究
*前川 健太郎片井 修川上 浩司塩瀬 隆之
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抄録
今日、個人の多様性に留意しながらコミュニティ活性化を図るために顔の見える関係の重要性が再認識されている。本論文では関係性記述においてファジィ測度、ショケ積分を用いることにより、地域通貨に基づいた集団の社会構造を可視化するフレームワークを構築する。地域通貨の目的は従来通貨のように交換対象を得ることではなく、対象に対するメッセージを付与することにあり関係性の形成に適している。このフレームワークを集団へ提示することで取引を通じた自発的な関係性創発を支持するモデルとして考察する。
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© 2003 公益社団法人 精密工学会
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