精密工学会学術講演会講演論文集
2005年度精密工学会秋季大会
セッションID: B13
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マイクロ・ナノ加工とその応用(1)
イオン照射による化合物半導体表面の自己組織化を用いた加工
*義家 敏正新田 紀子谷脇 雅文
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抄録
GaSb等の化合物半導体を、60kV程度のエネルギーをもつSnイオンで150K以下の低温において照射すると、表面に数10nm程度のセル状構造が形成される。セルの壁はアモルファスである。これは照射温度や化合物半導体の種類に敏感である。この構造の生成メカシズムは、照射化における半導体表面の自己組織化として理解できる。またこのメカニズムの表面加工への応用について述べる。
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© 2005 公益社団法人 精密工学会
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