精密工学会学術講演会講演論文集
2006年度精密工学会春季大会
セッションID: D46
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高能率・高精度化のための切削工具(3)
損耗センサ付き切削工具によるフライスカッタ用工具損傷システム(第2報)
工具損傷枚数が仕上げ面粗さに及ぼす影響
*関谷 克彦山根 八洲男五十川 良則玉田 浩史山田 啓司
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抄録
損耗センサ付き工具を用いたフライス加工用工具損傷検知システムの実用化を目指し,複数工具に対する検知システムを構築するために,損傷した工具数と仕上げ面粗さの関係について調査した.工具の突き出し量を考慮し,工具コーナ部による切削仕上げ面の最大高さを幾何学的に求め,実験結果と比較した.連続損傷個数が増加すると粗さは劣化し,粗さ許容値から求めた許容連続損傷枚数を検知することが可能なシステムの構成例を考案した.
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© 2006 公益社団法人 精密工学会
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