精密工学会学術講演会講演論文集
2007年度精密工学会秋季大会
セッションID: C07
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規制機構を用いた角線整列巻線技術の検討
*平松 広道石上 孝長縄 尚
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キーワード: 角線, 巻線
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抄録

モータの小型高出力を実現する手段として、ステータに組み込むコイルの占積率向上があるが、丸線では線間の無効空間により占積率に限界があることから,角線が注目されている。しかし,ボビン底部の溝や下層の巻線による位置決めができず,線材の滑りが発生し,安定した整列巻線が困難であった。巻線直後に線材を規制・押圧するガイド機構により,滑りを解消し占積率80%を達成,出力同等として7%の小型化が見込まれる。

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© 2007 公益社団法人 精密工学会
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